訪問医療マッサージとは
健康保険を使うので、自己負担は1割~3割
国家資格を持つ先生があなたのご自宅にお伺いします
医療保険を使いご自宅、施設で受けられるマッサージの治療です。
2006年に介護保険制度のもと、介護予防が認可され、同時に改正された医療法で入院期間、リハビリ期間が大幅に短縮され患者様・ご家族様が満足できるリハビリが受けられなくなってきているのが現状です。
それに加え、介護保険制度での訪問リハビリを担当する理学療法師(PT)、作業療法士(OT)、言語聴覚士(ST)のマンパワー不足もあり、患者様へのリハビリが供給できにくい状況になっています。
「訪問医療マッサージ」とは、シルバーカーや杖がないと一人で歩いて外出が辛い方、筋力が低下し歩行が安定しない方、リハビリが受けられなくなった「寝たきり」の方を対象に、「あん摩・マッサージ・指圧師」の国家資格を有する治療師が、ご自宅、施設等にお伺いし、医師の同意のもと医療保険を使い、少ない自己負担額でサービスを受ける事の出来る、在宅マッサージ治療です。
理念(元気じるしが提供するもの)
- ご利用頂く人、地域たちに貢献し、感動と感謝を共有する
- 施術者はそれぞれの立場で周りを気遣い、誠実に最高の仕事をする
- 元気じるしは関わる人、全ての物心両面での充実と成長を目指す
この理念のもとで、「元気じるし」は、訪問医療マッサージに携わる者が、専門職としての知識・技能を高めることにより、質の高いマッサージを提供し、寝たきりや歩行困難な高齢者・障害者等が自立した日常生活を送って頂けるよう願っています。
さらに、患者様と情報交流を図り、問題解決のお手伝いをしてまいります。
「元気じるし」は、寝たきりや歩行困難な高齢者・障害者等が豊かな生活を送っていただくお手伝いができることを誇りに思い、これからも多くの患者様の信頼に対して、 最大限にお応えできるように努めてまいります。
治療について
医療保険と介護保険の違いは?
後期高齢者医療保険・国民健康保険・協会けんぽ・共済組合保険の事です。介護保険ではありませんので、ヘルパーさんやデイサービス等の介護サービスを受けている方でも限度枠を気にせずご利用いただけます。
医療、介護との併用が可能です。
治療の内容は?
「あん摩・マッサージ・指圧師」の国家資格を有する治療師が、医師の同意に基づき痛みを和らげる身体機能の回復を目的とした、医療保険で定められたマッサージ治療を行います。
治療の効果は?
マッサージ効果
血液やリンパの循環を促進し、筋肉をほぐし痛みや麻痺の症状を和らげます。また、筋肉をほぐす事で強張った関節の稼動範囲の拡大が期待できます。
変形徒手強制術効果
痛みの緩和、関節の動きの改善、運動機能の改善
リハビリ効果
食事や更衣、排泄などの日常生活の維持・向上を目的として行います。「入浴時やオムツの履き替えが楽になった」、「介助が楽になった」などの効果がのぞめます。
精神的ケア効果
患者様の体に触れお話しする事で、患者様と信頼関係を築き、病気に対する不安やストレスを少しでも軽減させ、お一人暮らしの方、日中お一人の方でも安心して治療が受けられるような環境を作ります。
施術料金のご案内
適応保険証別自己負担金割合一覧表
保険証区分 | 自己負担割合 | |
---|---|---|
国保・退国・協会けんぽ・組合・共済組合 | 3割 | |
後期高齢者医療被保険者証 75歳以上 |
一般の方・非課税の方 | 1割 |
一定以上の所得の方 | 3割 | |
高齢者医療費受給者証 | 一般の方・非課税の方 | 1割 |
一定以上の所得の方 | 3割 |
一回あたりの料金合計(自己負担1割の場合)
距離 | 2km未満 | 2km〜4km | 4km〜6km | 6km〜16km |
---|---|---|---|---|
1部位 | 208円 | 288円 | 368円 | 448円 |
2部位 | 235円 | 315円 | 395円 | 475円 |
3部位 | 263円 | 343円 | 423円 | 503円 |
4部位 | 290円 | 370円 | 450円 | 530円 |
5部位 | 318円 | 398円 | 478円 | 558円 |
※上記の料金表は、医療保険適用によりご利用者様の負担額が1割となる場合の金額となります。
※上記の料金は平成26年4月厚生労働省の通達に基いて算出しています。
施術料金について
施術の部位数・温罨法の有無は同意書の中で医師から指示されます。
温罨法は施術部位数に関係なく、療養費総額(10割分)に80円の加算となります。
往診距離は原則として当院店舗が起点となり計算されますが、その日に施術者が2戸以上の利用者宅を引き続いて往診した場合は、それぞれの先順位利用者宅が起点となり計算されます。前者、後者のどちらか距離の短い方が採用され計算されます。
障害手帳1級2級もしくは3級の一部の方は、公費で負担される場合があります。