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デイサービスのんきっず(生活介護・児童発達支援)

       多機能型デイサービス のんきっず 生活介護・児童発達支援

 

令和5年度自己評価

児童発達支援   保護者評価  事業所評価

定員5名 ~一つ屋根の下で家族のような温もり~

  • のんきっずってこんなところ
  • 異年齢で少人数。のんびり空気感の落ち着ける空間
  • 看護師常駐 医療的ケアも安心してお任せください
  • バランスの取れた食事を個別に合わせた食形態でご提供
  • お出かけいっぱい 地域・社会へ繰り出します
  • 3拠点を活かした日中生活  個別のリズム・スペースを大切にします

 

 

のんきっずのみんなはお出かけが大好きです。

毎日の散歩が日課のEさん。

車椅子で颯爽と自走に励むTさん。

シェアハウス友達のFさんとRさんはドライブが大好き。

ステキな歌声を響かせながら歩いているのはMさん。

MさんSさんTさんは、体調の良い時にひまわりやコスモス、季節を探しにお出かけます。

いつも留守番が多いのは、Rさん。

Rさんは、呼吸を助ける大事な機械を持っていて、外出するのも一苦労。

もし外出先で何かあったら?と考えると外出することができませんでした 🙄 。

だけどやっぱりRさんにも外の世界を楽しんで欲しい 😯 

みんなと同じようにいろんな景色を見て楽しんでもらいたい。

Rさんといつも過ごしている私たちならできるはず、むしろ私たちがしないで誰がするのだろう 😈 

という思いで、近くのプラネタリウムへお出かけしました。

 

いざプラネタリウムに着くと、みんなの心配も知らんぷりでいつも通りのRさん 🙂 。

きれいだねーとみんなで星空を楽しむことができました。

みんな無事に帰ることができ、利用者様もスタッフもまた一つ成長することができました。

これからも、みんなで色んなことにチャレンジしていきたいです。

 

のんきっずでは、その人らしい生活と利用者様の笑顔を大切にすることをモットーに、

ほぼマンツーマンで支援させていただいています。一人ひとりじっくり向き合い、毎日全力で愛情を注いでいます。

困ったことがあれば、スタッフ同士で分かち合い、笑いと勇気にかえています。

スタッフが成長するきっかけをくれるる、利用者様には日々感謝の気持ちでいっぱいです。

 見た目はただの一軒家だけど、一歩入れば笑顔溢れるステキな場所。

もう涙がでるくらい、いつも笑ってます♡ ぜひ一度遊びに来てください

 

のんきっずの 春 ~ 新しいメンバーが増えました ~

 

  • 児童発達支援 (未就学児)
     ★さくらんぼリズム、創作活動、感覚刺激、散歩、公園遊びなどを組み合わせた個別プログラムで、乳幼児期の発達を支援します。
  • 生活介護 (重症心身障害・行動障害)  
  •  ★一人一人に合わせた個別支援計画のもと、「自分らしさ」を大切にした過ごし方を提案します
  •  ★活動一例(重症心身障害の方)
  •   ◎個別活動・・・ストレッチ、マッサージ、足浴、創作、音楽

      ◎社会活動・・・散歩、リサイクル、ドライブ、買い物、外出活動、体験活動

     ★活動一例(行動障害の方)

  •   ◎個別活動・・・体操、缶つぶし、シュレッダー、郵便、創作、音楽

      ◎社会活動・・・リサイクル、ドライブ、散歩、ウォーキング、買い物、外出活動、体験活動

くり返すことで育まれる力 〜児童発達支援 Iさん~

 

 Iさんは出会った頃から人懐っこく、いつもニコニコ、すぐにスタッフと打ち解けました。

児童発達支援では、毎回体操プログラムをしています。

 あおむけから始まる体操プログラム。 始めた当初のIさんは、床にゴロンとなった瞬間に笑顔がなくなり、「いや」とすぐに起き上がっていました。 体をゆらゆらゆする運動や、腕をぐるぐる回す運動‥色々あるメニューに取り組もうとしても、少したつと「いや」。 自由を求めてその場を離れてしまう毎日でした。

スタッフは「いや」を認めつつ、できる範囲で毎回、Iさんの手を取って、繰り返し行いました。

ある日のIさん。 この日の体操プログラムにも、スタッフに手を取られしぶしぶ参加。。。と思いきや、 ある瞬間にスタッフの手を離し、ひとりで腕をぐるぐる回しはじめたのです。

「わ~ できたね!」「すごいね!」と喜び合うスタッフ。 ニコニコのIさん。

  毎回同じことを繰り返すたびに、体操の音楽や順番が少しずつ身についていったのですね。

のんきっずを卒業する頃には、体操の音楽が鳴ると自分からゴロンと横になり、受け入れ態勢で待っていてくれるようになりました。

 

 幼児期のお子さんは、心も体も目まぐるしく成長していきます。 のびしろたっぷりの貴重な時期に共に過ごし、成長を喜び合えることは、私たちのやりがいの一つです。 

 

 

 

利用者様と共にステップアップ!つながる笑顔の輪 ~生活介護 Rさん~

 

 Rさんは重症心身障害に加え、医療依存度が高く、受け入れに当たってはスタッフも緊張感で満たされていました。 

 高等部の卒業にあたり、学校の先生に来所していただき何回も実習を行い、医療ケア、日中の過ごし方等、沢山の事を教えていただきました。

 

 Rさんの楽しみの一つがランチタイム。配達のバランス弁当を事業所でミキシングし、食形態を調整します。 胃ろうからの注入がメインですが、経口でも数口召し上がります。

 実習時は恐る恐るミキサーを回し、何度も学校の先生に見ていただいていたスタッフでしたが、Rさんが卒業され生活介護の仲間になると、少しずつ、だんだんと食の好みがわかるようになってきました。

「今日はRさんの好きなお肉だから、少し潰した感じでテイスティングしてもらおう!」など、その日のメニューによって食形態をスタッフ間で相談し合います。

 今まで一口だった経口からの食事が、大好きなお肉メニューの時は、数口に増えてきました。

 そして、テイスティングの時には、Rさんも大きな口を開けて笑顔を見せてくれるようになったんです♪

 

  季節の創作活動でも、スタッフ一人一人がRさんの考えていることを想像し、イメージを出し合い、Rさんの表情を見ながらスタッフみんなで決めています。

 

 実習の時は、学校の先生にコメントを求めて決定することが多いスタートでしたが、

今はRさんを中心に輪ができ、Rさんの顔を見ながら思いを巡らせ、スタッフみんなでアイデアを出し合うことが日常です。

 

「町内散歩に出かけてみたい」 「車に乗って季節のお花を見に行きたい」

…など、Rさんと共にチャレンジしたいことが これからたくさんあります。

 

利用者様にとってもスタッフにとっても、楽しい事業所であり続けたいです。

 

 

 

“歌”という会話で自傷がなくなった ~生活介護 Mさん~

 中途失明となった知的障害のMさん。「自分で確認できない怖さで、自傷行為が多く、つらいんです。」と、お母さんは話してくれました。 ある日そんなMさんがのんきびよりにやってきました。

 初日 不安と恐怖で、お部屋に入っても一切座らず、スタッフの手をつないでひたすら歩きまわるMさん。

顔はうつむき、こわばっていました。

歩きながらスタッフの手を握るその手は、汗をかくほど力が入ります。

「あるこう♪ あるこう♪ わたしはげんき♪」

少しでも不安を吹き飛ばそうと、スタッフが歩きながら歌いました。 

「?」 うつむいていたMさんの顔がふっとあがりました。 

次の瞬間 「あるくの大好き~♪」Mさんが一緒に歌いだしたのです。 

こわばっていた顔に、たちまち笑顔が広がります。 歌ってすごい!!!

「おもちゃのチャチャチャ」「いぬのおまわりさん」 童謡だけではありません。聖子ちゃん、ユーミンやAKB48、お気に入りは薬師丸ひろ子。 スタッフを誘導していろんな歌を披露してくれるMさん。 散歩に出かける車内でも、散歩先でも。 不安な時は“歌”という会話を通じて、コミュニケーションをつなげました。 Mさんが不安な時は、スタッフはいつでもどこでもいつまででも、一緒に歌い続けました。

今ではもう不安はありません。ソファーにリラックスして座り、スタッフの声かけにお返事してくれます。

散歩では風を感じて歩き、街並みの音を聞きながらドライブを楽しみます。

失明する前に好きだった、ビーズ通しの作業も挑戦できるようになりました。 

どんな活動も、歌がなくてもできるようになりました。

でももちろん、大好きな歌も ときどき 一緒に歌います。 

Mさんの笑顔 かわいい(⋈◍>◡<◍)。✧♡

 

 

 

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所在地

〒510-0003

三重県四日市市大宮町21-6-2

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