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【11/13 中日新聞三重版より】火災事故に思う、救えた命があったこと。

こんにちは。元気じるし事務局です。

師走に入り、紅葉の盛りも過ぎていよいよ冬支度本番ですね。

 

さて、若干前のトピックになりますが、中日新聞11月13日の三重版より、こんな記事がございましたので、ご紹介いたします。

『民家全焼相次ぐ 秋冬、特に火災に注意』

こちらのURL(http://www.chunichi.co.jp/article/mie/20161113/CK2016111302000015.html)から記事全文をご覧いただくとして、先月の9日から10日未明に、四日市市で、民家が全焼する火事が相次ぎ、高齢の女性がお亡くなりになるなど、大変痛ましい火災事故となりました。

 

この日は、強風注意報や乾燥注意報が三重県で出されるなど、特に火の元への注意が必要だったにも関わらず、起きてしまったとのこと。津気象台によりますと、当然、9月以降、火災の発生件数は増加し、その原因は、失火、たき火、たばこだそうです。

 

また、住宅火災で亡くなった方の6割は逃げ遅れが原因で、県消防・保安課の担当者は、「住宅用火災警報器で火災に早く気付ければ、助かる命がある」(記事引用)とコメントし、火災警報器の設置を促すコメントをされておりました。

年齢別でみると、高齢者の死亡割合は実に7割と、うっかり消し忘れたり、例え火災に気がついてもお体が不自由だったリなどの、ご高齢ならではのご事情があったと容易に推察されます。

 

火災警報器の三重県の設置率は78.3%と高水準ではありますが、統計が示唆する通り、火事が起きてからでは、高齢の方では火災警報器が鳴動しても119番通報や初期消火などの対処が間に合わないケースが想定されますので、まずは、日ごろの心がけや気遣いでいかに火事を出さない取り組みが必要かと思量いたします。

 

このような記事を拝見するたびに、不遜ながら、もし当社がお手伝いできていたらとの忸怩たる思いに駆られ、救えた命があったことを想わずにはいられません。

当社では火災報知機の設置はもちろん、見守りサービスと組み合わせた、高齢の方との密なコミュニケーションにより、火災を初めとする事故を未然に防止するような声掛けと注意喚起を行っております。もし火災が起きた際にも24時間対応の見守りコールセンターから直接119通報がなされることで、1分1秒を争う火災現場でも命に繋がる重大リスクを軽減することが可能です。

「何か一つのきっかけで、高齢者の不慮の事故を減らしていく」

その信念のもと、当社は、本日も、ご利用者様のもとへお伺いし、『元気』を見守らせていただいております。