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『残されたもの』と『残していくもの』

こんにちは、元気じるし事務局です。

先週末の愛灯館での大謝恩祭、真夏日にもかかわらず、沢山のご来場、誠にありがとうございます。

また、当社セミナーへも足を運んでいただき、熱心に静聴いただいたこと、重ねて深謝いたします。

 

今週末も愛灯館 阿下喜にて大謝恩祭がございます。是非、お越し頂き、宜しければ、当社セミナーへもお立ち寄り下さいましたら幸甚です。

 

さて、先日、ご高齢の方から、こんなお問い合わせがございました。

『ご自身が亡くなられた後、法事やお墓参りをお願いできないか。』

現在、お子さんはいらっしゃらず、また、近いご親戚もみえないため、これからのことを考えると不安でならないとのこと。

当社より、死後事務委任についてご説明差し上げましたところ、非常に喜ばれ、前向きにご検討されております。

 

人生の終わりを迎えたとき、何かしらのものを残されるのは疑いようがありません。『残されたもの』とは、ただ、それはあくまで故人の意思とは離れた受動的な結果であり、遺族にとっても残されたものにとっても、どちらも故人の望まない道を辿ることとなる可能性があります。

それに対し、『残していくもの』は、故人が自身の死後について、自分の意思でその先を決め、遺族や委託者に対し、明確な指示がなされるものでもあり、それは主に遺言といった形を取ることが通例です。

しかしながら、当社では、死後事務委任といった委任契約に基づき、故人の意思を遺言に準じて遂行して行くことが可能となります。

今回、ご相談いただきました方は、米寿を過ぎ、自身の今後について抜き差しならない思いを抱かれておりました。

 

『残していくもの』と向かい合うのは、決してネガティブなことではなく、ご家族やご自身、引いては、残したい大切な何かにとって、極めてポジティブなことでもあり、また、更に思いを寄せるきっかけにもなるのです。

是非、皆さんの『残したいもの』を安心して将来に繋いでいきたく、当社は全力でお手伝いさせていただく所存です。