可能性広げよう~移動支援で社会活動を!~
2018年12月12日
<VOL。1 ワンデイシェフシステムの店にじいろ堂>
のんきじるし移動支援、今回はにじいろ堂さんでのアシスタント体験です。
自分で「やりたい」と言ったものの、イメージがわかず
ドキドキ
しながらにじいろ堂にやってきたMさん。
はじめてのにじいろ堂、アシスタント体験・・・
というのに
なんと、チーフの舘さんに、ホールのセッティングを任されました![]()
今日は30名を超えるご予約が入っています。
それでもあくまでMさんのペースを守りながら、
のんきスタッフと一緒にセッティング・・・
と思ったら、
すごいすごい、ほんとうにはじめてなんでしょうか![]()
教えてもらった通りに、丁寧に小鉢を並べていくMさん。
のんきスタッフは、お手伝いする暇なし。
隣で写真を撮っているくらいです![]()
お客様が入ってこられると、誰に教えてもらったわけでもないのに
自分から「いらっしゃいませ~!」とご挨拶。
しかも、この声が大きくて通るんだ、また!
元気なMさんに、お客様もみんな笑顔がこぼれます![]()
お客様が帰られた後、Mさんにしてはずいぶん遅いランチタイム。
「ごはんまだかな?」と言いながらも、ちゃんと待つことできました。
チーフの舘さんと、スタッフさんと、みんなでお食事。
土鍋のご飯にジューシーなから揚げ。おいしゅうございました![]()
お客様に色々お声をかけてもらい、舘さんにもほめてもらい
「またいくぞ!」と自信満々で帰ってきたMさんでした。
<VOL。2 ひよこ保育園>
姪っ子さんと毎日遊ぶKさんは子どもが大好き。
体力もあり、何か役に立つことを見つけたいということで、
のんきじるしスタッフの子どもが通っているひよこ保育園さんに
体験交流をしたいと聞いてみたところ、快く受けていただきました。
Kさんが来ることを先生に聞いて待ちわびていた子どもたち、
自分たちがお世話している烏骨鶏を、
スペシャルゲストのKさんに見せようと
鶏小屋にみんなで入るもんだから・・・、
案の定、全然出てこない烏骨鶏たち![]()
でも、歓迎してくれていることはよくわかりますよ![]()
「なんで椅子に乗っとんの?」 「足うごかんで」
「なんで足うごかんの?」 「事故したん」
「事故したん?痛かった?」 「もう痛くない」
「なんで靴、右と左違うのはいとんの?」 「おしゃれやん」
「かっこええ携帯!見して!」 「ええよ」
見慣れない姿へ矢継ぎ早に飛ぶ子どもたちの質問に、全部答えるKさん。
大人はなかなかできませんが、子どもはへっちゃらです。
ひとしきり質問が終わると「ふーん」と納得した子どもたち。
どこの誰かわからない車椅子に乗った人から、
友達のKさんに変わる瞬間です。
そのあとは
元気な子ども達の大縄跳びを回してくれたり、
子どもたちのタイヤ跳びをずっと見続けてくれたり、
Kさん、素敵な保育士さんです。
最後には、絵本を読んでくれました。
Kさんに絵本を読んでほしい子どもたち、
Kさんの動かない左手の役目に、自然となってくれます。
Kさんにとっても子どもたちにとっても、素敵なひと時になりました。
彼らには無限の可能性があると思います。
言うまでもなく、
障害がある=福祉のお世話になる だけの存在ではありません。
不便さや弱さがあり、それについては配慮や手助けが必要です。
その手助けがあるとき、、、
そこには人と人とのつながりが生まれ、
「ありがとう
」と笑顔が行き交います。
障害のある人が初めての人と出会い、触れ合っていく中で、
健常者から見る障害者との関係性が
〝自分とは違う障害者”から、〝〇〇さん”に変わる
その瞬間が、私はとっても好きです。
互いに触れ合える機会、知り合える機会をどんどん作ることが
つながりのある、顔の見えあう、助け合える社会を
創ることにつながっていくかなと思います。
彼らにとっても、彼らを受け入れてくれた人たちにとっても
素敵なはじめの一歩になってくれた
にじいろ堂さんやひよこ保育園さんの体験は
これからも継続していきたいと思います。
社会に出てみよう!
可能性を広げよう!
そのために、移動支援を使ってみよう!
はじめの一歩、一緒に踏み出してみませんか![]()
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